『日本産アロマの現在と未来・文化と科学～アロマの最先端についての総合講座～』のご報告

今回は、11月2日に開催された、正プラス株式会社様主催による「日本産アロマの現在と未来・文化と科学～アロマの最先端についての総合講座～」の参加レポートをお送りします！

正プラス株式会社様主催による「日本産アロマの現在と未来・文化と科学～アロマの最先端についての総合講座～」。
当日は山手線が止まるアクシデントなどに見舞われながらも、120名以上の方々にお越しいただく大盛況の講座となりました。

プログラムはyuica代表の稲本先生によるご挨拶と活動報告、yuicaスペシャリストの方々による他のワークショップやスクール運営、サロン運営などの活動発表。
そして、アロマスクールラヴァーレ代表菅野千津子によるメディカルアロマアンチエイジング研究結果の発表、精神医学・脳科学の古賀良彦先生による「日本産アロマと脳波の変化」についての研究発表、そして稲本先生と古賀先生との対談など、盛りだくさんの内容。

何よりもうれしかったのは、アロマスクールラヴァーレ代表、菅野千津子の研究発表もさることながら、ラヴァーレ卒業生のyuicaスペシャリスト、高橋久美子先生、島崎尚美先生のお二人が活動報告を大変立派にされたことでした。

まず稲本先生の開会のご挨拶。今までの日本産アロマに関する研究や、商品開発などについてご報告を頂きました。

続いて、yuicaスペシャリストによる発表。
トップバッターはラヴァーレ代表菅野千津子による、メディカルアロマアンチエイジング検査結果（日本産精油yuica使用）報告です。

2017年6月の日本抗加齢学会で発表された内容を基に、若返りホルモンと呼ばれるDHEA-S、内臓脂肪、皮下脂肪、自律神経について3か月12回のアロマセラピートリートメント施術の前後で、どのように変化したかを発表いたしました。

アロマセラピートリートメント前後を比較すると、自律神経、皮下脂肪の減少、DHEA-Sの量について有効な結果が生まれています。
西洋の精油でダイエットに成功した(皮下脂肪が減少した)場合、DHEA-Sが減っている傾向が強く現れました。
しかし、日本産精油を使用した場合は、皮下脂肪が減っていてもDHEA-Sが増加しているという結果に。
いったい何がどう影響したのか？これからの面白い課題だと話していました。

アスリートケア分野で活躍されている小林摩希先生の発表を挟み、いよいよ我がラヴァーレの卒業生2名が演壇に立ちました。

まずは、高橋久美子先生。
神奈川県で「アロマセラピーサロン＆スクールKukuna」を主宰されている高橋先生。
yuica日本産精油の中でも、人気の高いクロモジ精油の原料となるクロモジの木で、古くより儀式などにも使われてきた『クロモジの小柴垣』をクラフト化して、皆さんに見せていました。

その小柴垣を使って、高橋さんが生徒様に授業をしている写真も発表されました。
写真からでもワクワク感が伝わり、「ああ、本当にいい授業しているな！」と尊敬し、また参考にもなりました。
最初はちょっと緊張した様子もありましたが、好きなクロモジのお話をし始めてからは自信に満ちた、立派な発表でした。本当に嬉しかったです。日本産精油に対する思いが伝わるお話でした。

続いてもう一人のラヴァーレ卒業生、島崎尚美先生の発表。
島崎先生は都内で「アロマセラピーサロン・クリアスカイ」を主宰されています。

生まれも育ちも葛飾柴又の島崎さんは、最初寅さんの写真を登場させ、聴衆の笑いを誘います。
「うんうん、島崎さんらしい、相手を和らげる心配りだなぁ。」と感じながら、発表を聞いていました。
今回は「サロンワークにおけるyuicaの効果」をテーマに、実際に島崎さんのサロンにお越しいただいているお客様がビデオ出演。アロマトリートメントの心地よさ、日本産精油の素晴らしさ、そして島崎さんのお人柄を高く評価してくれて、心から嬉しく思う内容でした。